2008年06月03日
久住・大船山#1
2008/06/01 SUN am09:00 晴れ
今回は久住にある大船山(だいせんざん)です。
久住は日本百名山にも入っている山で、いくつもの山が連なってできています
恥ずかしながら、大船山は今まで聞いたこともなかったので楽しみです
今回のテーマは、 『緑とミヤマキリシマを楽しむ』で行こうと思います。
おなじみ、やまなみハイウェイにある長者原登山口からスタート!
この日は、久住の山開きとあって9時ですでに駐車場は満車
速攻で準備をして登山口へ!しかしスゴイ人の多さ
登山口を入ると、タデ原を歩きます
一見草原のようですが、ここは山からの豊富な水が流れ込み、よく見ると湿原帯
木の歩道しか歩けないようになっています(マムシ注意の看板が)
しばらく湿原の風景を楽しむと、樹林が
マツやエゴノキなどたくさんの種類の木々が手を加えられぬまま植生している
無機質な岩とコケやシダ、樹木の緑が織り成すオブジェのような光景
目的地へ急ぐのもいいが、ゆっくりと発見を楽しむのもいい
見上げると、めいいっぱい光を受けようと競って枝を伸ばす木々
そこからの木漏れ日は多彩な色を見せてくれる
見下ろすと、地面を覆うほどのシダ類が
自然でありながら、整然と葉をこちらに向けてくれているようだ
こんな美しい緑は、いつまでも残っていてほしいものだ
しばらく樹林を進むと、突然谷が現れる
樹林を引き裂いたような岩石ばかりの大きな谷
近年の集中豪雨のような雨が原因で
土石流でできた谷のようだ
谷の源流へ目をやると、山肌にも
爪で引き裂いたような土石流の跡
山は刻々と変化していることを思う
この谷を渡り、少し登ると雨ヶ池だ
(つづく)