2008年05月21日
由布岳#2
柵を越えると、エゴノキやカバなどの樹林に覆われ
た登山道がつづく
樹木や草花、岩についたコケなど、様々な緑あふれ
る空間。
自然が創りだす色を見て、空気を味わうだけでも癒
されるものである。
じっと時間を忘れて緑の中にいたくなる気持ちを抑
えて歩を進めると、次第にゴロゴロとした岩が道に広
がりはじめた。前回の阿蘇の経験から購入した、トレ
ッキングポール(LEKI super short)の出番だ。こ
いつは名前の通り非常にコンパクトに収まり、とにかく
軽い!ポールを支えにだんだん急になってきた道を
ひたすら登る。
40分程登ると、合野越だ。
西面の登山コースと合流する地点で一休み
ジップロックに用意したおつまみを、ひたすらついば
み続ける
小休止の後、登山開始。
ジグザグの樹林を進むこと40分。
咲き始めた、ミヤマキリシマを発見!
母が若い頃、この花を見るために毎年久住や阿蘇
に登ったと聞いた花だ。
これからの各地の山開きの頃には、見ごろになるで
あろう
途中では道を覆うほどのミヤマキリシマが茂ってお
り、花が咲けばミヤマキリシマのトンネルのようになる
と思う。
標高1250あたりまでくると、先程までの樹林は途
絶え、見晴らしがよくなる。
見上げると、山頂もくっきりと見え始める。
早朝に登ったのであろうか、数名の下山客と気持ち
よく挨拶を交わし、歩を進めた。
この見ず知らずの人との挨拶も、登山の心地よさだ。
だんだんと傾斜もきつくなってきた。
展望もよくなり、温泉街・湯布院も眼下に現れた。
ここまで、非常に心地よい登山道である。
合野越から約1時間。
ゴツゴツした石場を登りつめると、マタエに到着
由布岳山頂はここで東峰と西峰に別れ、ここが谷間
となっている。休憩できる広場になっているが、非常
に風が強く、体温を奪われ疲れが増しそうだ。
ここから山頂を見上げると、結構な急場。
まずは一休み。
Posted by ばっくぱっかー at 13:23│Comments(0)
│(^^;;トレッキングに挑戦