2011年10月21日
四知
四知
『天知る 地知る
我知る 子(なんじ)知る』
有名な中国・後漢の故事『四知』
関西の孔子と言われた楊震が太守の役に就いていた時、
楊震の推挙により王密という男が官職に就いた。
王密は楊震を訪れ『暮夜の事、誰も見ていません』と謝礼として賄賂を渡そうとした。
そこで楊震は『天が知っている、地が知っている、
当事者の私も貴方も知っている。どうして誰も知らないと謂えるのか!』
と清廉潔白な道を通した。
後漢・六代安帝の時代と言えば、宦官の汚職がはびこり
政治は腐敗し民衆が苦しんだ時代であったが、
そこで生れたこの楊震の精神は、シンプルであるが今なお生きている。
時代は何千年流れようと、文明が変わろうと、
突き詰めれば社会問題の根本は、人間の心。
今を見れば、陸山会問題、九電やらせ問題など、
早く徹底究明すべき事が山積みである。
『天も地も、歴史も民衆も見ているぞ!』